平成30年分・スマートフォン版の確定申告は利用できる人がかなり限られていた・でもPC版もスマホで使えます

そういえば今回からスマホで確定申告ができるようになったんだよなーと思ってちょっとやってみました。

 

結論から言えば、スマートフォンでの申告の仕方は下記の二種類ありました。

・入力が超シンプルなスマホ版を使う

・入力がそれなりに複雑なPC版を使う

 

で、スマホ版で確定申告できる人は、

「所得は年末調整済みの給与所得一箇所のみで、医療費控除か寄附金控除の申告をしたい人」

だけです!

それ以外の方はPC版を使ってくださいとのこと。

 

PC版はパソコンでやるのと同じような画面で小さくて見づらいですがスマホでも使えます(一部OS/ブラウザのぞく)。

ただし、スマホでは収支内訳書や青色申告決算書は作れないので、事業所得がある方はやっぱりPCを使わないといけないようですね。

 

さて、具体的にどういう感じかみてみましょう。

 

まず、↓このサイトにスマホでアクセスしたら、スマホ版の確定申告書等作成コーナーに行きます。(PCでアクセスしたらPC版にいきます。)

www.keisan.nta.go.jp

 

スマホ版のトップページはこんな感じ。

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スマホ版トップ

 

ここの「作成開始」を押すと作成がスタートします。

 

すると突然質問攻め。

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最初の質問

これに答えていって、スマホ版で申告できるかどうかを確認していきます。

 

質問内容は以下の通り。

 

Q.確定申告をする年分は平成30年分か?

→NOの場合はPC版へ

 

Q.給与以外に申告する収入があるか?

→YESの場合はPC版へ

 

Q.持ってる源泉徴収票は1枚のみか?

→NOの場合はPC版へ

 

Q.勤務先で年末調整が終わっているか?

→NOの場合はPC版へ

 

Q.医療費控除や寄附金控除の適用を受けるか?

→NOの場合はPC版へ

 

Q.医療費控除や寄附金控除以外の追加控除や年末調整の内容の変更などはあるか?

→YESの場合はPC版へ

 

質問に答えた結果PC版送りになったら以下のように誘導してくれます。

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PC版への誘導

 

ここでPC版へをクリックしたら下記のような画面が出ます。

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PC版トップ

ID・パスワード方式の申請をして発行されていたら電子申告ができるので「e-Taxで提出する」を選び、それ以外は「印刷して書面提出する」を選びます。

 

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対応環境

 

選んだら、対応OSとブラウザがでてくるので自分のスマホがそれに当てはまってるか確認します。

私のスマホはiPhoneだからiOSのことが書いてありますが、Androidの方がこの画面にいけばAndroidバージョンの対応表が出るはず。

 

OKなら「利用規約に同意して次へ」を押すと、作成画面に行きます。

 

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ここにスマホでは作成できない帳票のことが書いてあります。

 

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ここからはパソコンで作るときと大体同じです。

 

一部できないものがあるし操作がやりづらい面はありますが、スマホで大体できるようになったのは大きな進歩だと思います。

スマホでできたら会社の休み時間など活用できたりしますしね。

 

来年はもっと使いやすくなることに期待!