クラウド会計ソフトから弥生会計への仕訳取り込みで消費税がおかしくなる件(2018年2月現在)
2018年2月にクラウド会計から弥生会計17および18に仕訳を取り込んだらどうしても消費税の部分がちゃんと反映されなくて悩んだけど消費税コードをいじって取り込んだら何とかなったよーって話です。
本当はどっちかの不具合なんだと思いますが、こういう連携系の不具合はどっちに聞いても相手のせいにされて時間の無駄になることが多いので、問い合わせせずに自分で何とかした記録です。
同じ現象が起こって困ってる人の参考に少しでもなればと思って備忘をかねて公開しますが、
この記事を書いた後すぐに改善されるかもしれないし、
電話して聞いてみたらもしかしたら公式のもっとやりやすい対処方法があるかもしれないし、
どちらのソフトについてもDisる意図はないということを先に書いておきます・・・
以下本題。
freeeというクラウド会計ソフトをつかっている顧問先がいるのですが、
少しソフト上の不具合が出ていて決算締め切り前に直るかどうか不安になってきたので
保険で弥生会計でも決算できるようにしておこう、と思って、仕訳取り込みの機能を使ってみました。
操作方法はfreeeが公表してくれています。
↓しかしここに書いてある「出力される仕訳帳ファイル」の形式は現在と違う(現在はJとPの列に消費税額がちゃんと入る)のでおそらくこのヘルプが公開された後にステルス仕様変更があったのでしょう・・・
弥生側からは「弥生会計オンライン」「やよいの青色申告オンライン」への取り込み情報しかみつけられませんでしたが・・
一般的なデータのインポート機能についての説明が↓にあるのでこのやり方でやります。
(注意点)決算繰越をした後の仕訳帳データを取り込む場合は、一番下の損益繰越仕訳を自分で消して取り込む必要があります。そこは各ソフトの繰越機能で自動的に入るものなので・・・・
で、取り込んでみたら、エラーは出ないんですが経費科目の消費税が不課税で入ってしまいました・・(なぜか収入科目はいける)
最初は弥生側の消費税設定の問題なのかな?と思って内税にしたり外税にしたり色々いじって何回もやりましたがやっぱりダメ・・・・
これは消費税コードがちゃんと認識されていないのではないのか?
見た感じは「課対仕入8%」で弥生側の消費税コードとあっているように見えるけどなんか違うのかも・・・
そう思って、freeeから出力したCSVデータを開き、H列とN列に入っている消費税コードのうち「課対仕入8%」を「課対仕入」にすべて置換したものを取り込んでみました。
すると、下記のように弥生側で消費税コードの読み替えについて設定せよと出てくるので、「課対仕入」を、「課税対応仕入8%」に変換させます。
そしたらできました!
試算表も消費税申告書も同じものができた。
なんで「課対仕入8%」は認識してくれないのかは謎ですが・・・
いつか時間があるとき気が向いたら電話してみます。