平成30年税制改正大綱がでましたね
今年もこのシーズンがやってきた!!
昨日出たそうです。
私は例年この時点ではざっとみるだけで、詳しいことは某税理士法人様が出してくださるニュースレターで確認し、お客さんにドヤ顔で解説というのをやっていたのですが、
今年は今日いきなり質問が来ちゃって、もちろんニュースレターはまだ出てないので自分で読みました。
新聞によく載ってる
・給与所得控除引き下げ
・基礎控除引上げ(ただし所得によって逓減があり今より減る人もいる)
・公的年金控除引き下げ
・賃上げ・設備投資に対する法人税減税
・大規模法人の電子申告義務化
などなどは置いといて・・・
私が印象に残ったのは
・所得税の事業所得の青色申告特別控除が55万円になる(現65万)
ただし、電子申告または電子帳簿保存(仕訳帳・総勘定元帳)をしていたら65万OK
・支払調書を税務署に提出する枚数が100枚以上の事業所は
紙ではなくCDROMか電子申請が義務付けられる
ってとこです。
電子化に対する本気度が感じられる。
今後の抜本的な改革は電子化ありきで進めていくのでしょうね。
税制改正大綱で読むと、所得税の給与のとことか年金のとことか基礎控除とか、複雑でわかりづらくて計算メンドイ!!って思うけど、
WEBの確定申告コーナーとかソフトで申告書作ったらメンドイ計算自分でやらなくていいし、電子化メリット大ありですよね。考えたな・・・
確定申告無料相談会の行列が今まで以上に長くなる未来が見えますが・・・・
「改革すること」自体が目的になっている拙速な改革ならやらないほうがマシ、と某都道府県を見ていつも思ってて、今回の税制改正もそれだったら嫌だなと心配でしたが、
そういうわけではなく今後のビジョンありきの練られたもののように見えたのでよかったです。
まずは私は電子帳簿保存ができるように今から研究しないと!